2 06 2014

勝井三雄展「兆しのデザイン」が終了しました

Category: Design, Exhibition, News/Announcement

勝井三雄展「兆しのデザイン」が、1月31日、無事会期終了いたしました。
会期中には、4,200名以上の大勢の皆様にご来場、ご高覧いただき、誠にありがとうございました。

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一階では、ポスターとそれを元に制作した新作の映像10点、「きざし」をモチーフにした映像1点を上映しました。
それぞれの映像は、錯視や色彩の同時対比などをテーマとしており、壁3面を使って展開することにより、「目で視ること」を改めて体験できるような空間を意図して制作したものです。


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入り口の2枚のポスターは、固定されたテキストの奥で映像が展開する「動くポスター」として制作したものです。
実はこの「動くポスター」に流れる映像は、室内で展示している映像作品をカメラで撮影し、リアルタイムで流しているものでした。


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カメラの位置に気付けば、こんな風にポスターの中に入り込むことができます。


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【インスタレーション プロジェクト】
アートディレクション:勝井三雄
技術協力:遠藤 豊, 岸本智也[LUFTZUG]
映像ディレクション:田中良治, 金子拓史[semitransparent design]



新作『ゆらぎとゆらぎ』(2013) は、『土の記憶』(2002)、『水を誌す』(2004) に続く第三作目となる書籍です。
1作目『土の記憶』の冒頭で、宇宙史について説明しているのですが、その中に「宇宙は「無」のゆらぎから誕生した」という一文があり、この言葉が「ゆらぎとゆらぎ」の構想のきっかけになっています。
本文の詩は、先日のギャラリートークにもご出演いただいた谷口江里也氏によるもの、カバー・テキスタイルデザインは、ミントデザインズによるものです。


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地下会場には、私がこれまでに手がけたポスターから31点、ブックデザインから99点を精選し展示。1階の『ゆらぎとゆらぎ』と合わせ、今回の展覧会では、100点のブックデザインを展示しました。
書籍の展示台には「黒寒水」という黒砂を敷き詰め、そこからグリッドに沿って、それぞれの本の表紙や背が浮き上がる本の空間を作っています。


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書籍のうちの17点は、モニタ上で内容を見ることができるようにしました。


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photo[12, 13] by Toshio Enomoto
photo[1-11, 14-16] by Mitsumasa Fujitsuka